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病院退院準備

 

介護の学校にようこそ。退院前に利用者さんの状態を確認する事は必須です。何故なら、体調の変化やADLの変化、薬の変化が発生している可能性が大きいからです。準備不足やサービスの不足が思わぬ事故につながる事もあるのです。

 
 

皆さんは利用者さんのお見舞いをしたことはありますか?私が担当をする利用者さんも様々な理由で入院をされる事がありますが、時間を作りお見舞いに行くようにしております。勿論目的をもって・・・

 

 

最初のお見舞いはある程度状態が落ち着いたら(できれば病院か家族に確認)なるべく早い段階で行くことを提案します。入院は本人家族にとっても不安なものです。そんな中頼りになるCMが来てくれればとてもうれしいものです。

  

今後の関係性は飛躍的に向上します。そしてこの訪問は病院側にも、しっかりしたCMがいるのね。退院後はなにかあれば相談すれば良いかも・・・とアピール出来ます。入院が1か月程度に及ぶ可能性がある場合は、名刺を渡しておくのが無難でしょう。

  

 長期に及ぶ場合、骨折等による入院は区分変更申請等も検討する事が大切です。退院後の在宅生活を想定し、必要なサービスが確保できるよう準備をします。 

  

退院前の確認ポイント

 

①  症状の状態はどうか?どう変化したか?退院後の注意点。

②  入院中の様子。(食事量・排泄状況・睡眠状況・移動方法・食事形態)

③  内服薬・退院後の薬の処方内容や処方期間。(薬の変化は重要)

④  病院でのリハビリの有無・退院後の到達可能な目標。

⑤  福祉用具の利用、継続した必要性の有無。

⑥  今後の受診の必要性。

⑦  診療情報の作成依頼。

 

 退院前に病院が退院時カンファレンスを開催する事があります。100%参加をするようにしましょう。またこれをサービス担当者会議にすることも良いと思います。また、退院後はサービス担当者会議を開催し各サービス事業所へ体調変化の有無、サービス内容の変更等を確認する事も大切であり、ケアマネジャーと退院後の状態変化の有無を一定期間は観察するようにしましょう。