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病気になったら、医者の力

2016年06月05日 16:13

介護の学校へようこそ。

 

 ある日突然病気になってしまったら・・・どうしますか?友人や家族への相談?病院を受診する?インターネネットで検索。。。多くの人は体調不良の理由を知りたいでしょう。当然ですよね?原因不明・・・それが恐怖や不安の一番の原因である筈です。

  

家族や友人。知人やインターネットである程度の原因を特定したとしてもその不安は軽減するのみで消失はしません。一番その言葉に効果があるのが医療従事者であり、お医者さんです。

 

原因の特定がされたら、次は治療の始まりです。手術や内服治療が開始しますがその後の結果や回復に本人の努力は欠かせないでしょう。毎日の服薬管理や適宜の運動。食事の改善や十分な睡眠。医療や介護のサービスは回復・再発予防の手伝いであり、「元気になりたい」と本人自身が強く望まないかぎり周囲の援助は大きな効果をもたらす事はないはずです。

 

 私が担当する利用者さんは転倒により腰痛が発生し、近隣の整形外科を受診しました。レントゲンには特に異常がなかった為に「しばらくの安静」と数日分の痛み止めが処方されました。しかし一向に痛みは緩和することなく時間と共に増していく痛みに不安がどんどん大きくなりました。

 

本人の強い希望があることから整形にて紹介状を書いて頂き、総合病院で詳細な撮影を行いました。結果「腰椎圧迫骨折」。本人は強いショックを受けていましたが、原因が特定されたことで少し安堵した様子もありました。

  

 お医者さんからは「2週間程度の安静が必要」と整形での診察結果とほぼ同様の診断結果ではありましたが、自身の症状の原因が特定されたこと、痛みが緩和するまでの明確な期間、回復に必要な明確な対応方法を確認することが出来たのです。

 

病は気から・・・何て言葉がありますが、その気持ちを強く持つためには本人が説明を十分に受け、考え、理解することが大切です。先生の言葉、先生からの患者が理解することのできる容易な説明が、本人の治療に対し必要である”気持ち”を奮い立たせる為に欠かせな大切な言葉なのです。その言葉は、介護でなく家族でもなくケアマネでもありません。

   

白衣を着た先生なのです。

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