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発熱対応 続き

2016年05月16日 13:03

どの程度の発熱で解熱剤を飲むべきなのか?
これには多くの人が悩む事では。

日頃の体温がどの程度なのか?
低めな人、高めの人 それぞれあるかと思いますので、発熱!と驚かずどの程度の変化ぎ発生しているか見極め医療機関につなげる必要があります。

抗生物質の内服、食事量低下による高カロリー飲料により下痢症状が発生する事があります。脱水には気をつけましょう。

食事量が低下、食べたいないとの人には点滴が効果的な事もあります。
点滴により体内のバランスが回復し食欲が回復する人もいますが、心臓に疾患がある場合多くの水分を入れる事は心不全の原因になる事がある為、注意が必要です。

食事量や水分摂取量が低下している人が利尿剤を飲んでいる場合も脱水を引き起こす可能性があります。
早めに医療機関に相談し、一時的な内服の中止が必要かを確認して下さい。

一包化されている薬から目的の薬を外す事は、介護職員ではご法度ですよ!

最後に本日お医者さんから聞いた話をお伝えします。
発熱は正常な身体の抵抗反応であり、数値をあまり気にする事には意味がないと。

解熱鎮痛剤等は、苦痛を緩和する事が目的であるので熱はあるが、ご飯が日頃の半分も食べれているのなら必要ないでしょうとの事。

要は、熱があれば誰でも体調や気持ちは低下するものだ。1日や2日で薬の効果を判断するのではなく一定期間様子をみなさい。

食べられない事も熱があるので仕方ない。
適度に水分をとり脱水に注意をしながら休息をとりなさい。でした。

私達は介護を提供する側なので、職種にもよりますが利用者への責任。家族への責任があると思うがあまり、手厚い医療や早期の解決が必要だと思いがちです。

大切なのは介護が行うべき事、医療が提供すべき事、家族や本人が行うべき事を明確にし、連携を行う事だと思います。

私達介護職員は、不足が予測される支援はないか?変化状況、支援状況を記録、その情報を提供する。

あまり多くの責任を負わない為にも、
クレームを発生させない為にも、早めの情報共有を心掛けましょう。

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