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高齢者の入院

2016年05月23日 21:31
暑い毎日が続きますが、皆さま体調は如何ですか?
本日病院に行く用事がありましたが、熱中症の為か救急車が対応順番待ちをしておりました。
皆さま、暑さには気を付けましょう。
 
 
入院。
皆さまも介護サービスを提供していると、高齢者の体調不良を目の当たりすする事があるでしょう。
場合により入院した方が?と思う事も少なくないと思いますが、
病院は希望する誰もかれもを入院させる事は当然ながらできません。
 
 
 
よくある話ですが腰椎圧迫骨折等の手術を必要としない場合等・・・。
基本的に入院をさせてはくれません。
不安だから、心配だからを理由に入院はできないのです。
 
 
 
入院をするには、体調の変化が予測され医療の提供が必要とされる場合です。
骨折等では手術をし術後の経過観察が必要な場合。
腰椎圧迫骨折等、手術を必要としない「保存治療」と呼ばれるケースは難しいでしょう。
 
 
 
利用者さんや家族が「なんとかならないか?」と相談を受けた場合。
もしかしたら何とかなるかもしれません。
 
 
 
一番良い方法はお医者さんから入院の必要、詳細な検査が必要であるとの手紙を作成する事です。
「診療情報提供所」とよばれる先生から先生へのお手紙を作成してもらう事が有効。
その為には主治医に相談をし受診をする事が必要です。
 
 
 
単に「心配です」「不安です」では医療関係者に危険性を理解して頂くには根拠不足です。
これまでの対応の結果、今後このようなリスクが生じる可能性がある。具体的に伝えましょう。
次に本人や家族の希望を伝えます。 場合により手紙の作成と病院への連絡をとってくれる事があります。
 
 
 
突発的な事故や体調不良等、実は私たち介護サービス提供者は緊急の場面に遭遇する事が十分に考えられます。
転倒、やけど、誤薬、嘔吐。
これらの場面に医療関係者への対応依頼をするためにも、
介護サポートチームの一員として、基本的な情報は共有する事が大切です。
 
 
 
かかりつけの病院、現病歴、内服中の薬、担当ケアマネジャー、医療サービス、家族等の緊急連絡先。
そして、何かあった場合は冷静に管理者への報告を行いましょう。

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