
資格に勝るのは?それは考え方を身に付ける事!役立つ情報提供を目指します
病院カンファレンス
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あなたの利用者さんの入院する病院や家族から連絡を受けました。
「退院をする予定です。よろしくお願いします」こんな感じ。
さて、ケアマネジャーとしてサービス事業所としてどのような準備をするべきなのでしょうか?
入院をした理由にもよりますが、退院後の支援計画をたてるためにも情報収集は必須です。
これまで杖歩行であったのに、車いすの介助が必要になっている?
そのような事態は避けなくてはなりません。
ではケアマネジャー・サービス事業所はどのような情報を収集すべきなのでしょう?
担当ケアマネジャー
①入院する理由となった病気の状況は?
・退院後に治療の必要、定期受診の必要性、薬の変更、食事・生活留意事項等。
②ADLの変化は?
・移動方法、認知能力の変化、排泄状況の変化等。
・退院後の目指す事が可能なADL.
(向上可能な能力を確認する事は今後の支援方法に重要)
③内服薬の変化
・退院後の薬は時間の病院受診日までの処方をしてもらいましょう。
(退院日の処方に合わせ次回の受診予定も決めた方が無難)
・薬の変化は大切な情報です。(この情報はサービス事業所との共有は必須)
・なぜ薬の変化が生じたのか?(薬の変化に伴う理由は必ず要確認です)
④訪問看護等のサービス導入は?
・訪問看護サービスを利用する場合は、指示書が必要となります。
・主治医の変更の有無。診療情報提供書の作成依頼。
サービス事業所
①サービスの提供開始日は?
・いつから援助が開始となるのか、内容の変更はないか?
②ADLの変化は?
・移動方法、認知能力の変化、排泄状況の変化等。
・退院後の目指す事が可能なADL.
(向上可能な能力を確認する事は今後の支援方法に重要)
③内服薬の変化
・1日の内服回数に変更はないのか?薬の変更やそれに伴う注意点。
・薬変化に伴う禁忌食や水分・食事量の制限の有無。
退院予定日が決まったら、可能であれば退院時のカンファレンスを開催しましょう。
在宅サービスを支えるサービス事業者が身体状況を確認するにはもってこいの場所です。
ケアマネジャーはサービス事業所に情報や参加機会を提供し、
サービス事業所は積極的に参加をお願いいたします。
リハビリ病院等、退院日が近づくと“退院時カンファレンス”を開催する事があります。
ケアマネジャーは加算対象となりますので、しっかり参加・必要書類の整理を行いましょう。
サービス事業所にも声をかけ、情報の共有・退院後の生活を支援するケアプラン作成にも大切な会議となります。