
資格に勝るのは?それは考え方を身に付ける事!役立つ情報提供を目指します
.jpg)
ブドウ糖とは?食べ物をたべると体内にてブドウ糖に変化しエネルギーの源になります。
血液の流れに乗ってからだの細胞に運ばれて、筋肉や臓器で使われます。
このブドウ糖は膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンと結合することで体内・臓器に取り込まれエネルギーとなりますが、
インスリンが必要量の分泌されないと、ブドウ糖をエネルギーとして体内に取り込むことができず、血液中にのこってしまう状態になります。
血糖値というのは、血液中にそのブドウ糖がどのくらいあるかを示す数値で、
□準値
空腹時血糖…70~109mg/dl
食後2時間血糖…140mg/dl未満
①1型糖尿病 子供のころから発症することがおおく、体内でインスリンをつくる機能に障害がある。
②2型糖尿病 生活習慣により体内でインスリンをつくる機能が低下。
わが国の糖尿病の95%以上はこのタイプ。
③遺伝、疾病によるタイプ
④妊娠中に発症タイプ
□糖尿病神経障害
合併症の中で最も早く出てくるのがこれです。中心となる足や手の末梢神経障害の症状の出かたはさまざまで、
手足のしびれ、けがややけどの痛みに気づかないなどです。そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、
立ちくらみ、発汗異常、インポテンツなど、さまざまな自律神経障害の症状も現れます。
□糖尿病網膜症
目の底にある網膜という部分の血管が悪くなり、視力が弱まります。
中には失明する場合もあります。また、白内障になる人も多いといわれています。
□糖尿病腎症
おしっこを作る腎臓の、糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、だんだんにおしっこが作れなくなります。
すると人工透析といって機械で血液の不要な成分をろ過して、機械でおしっこを作らなければなりません。
週に2~3回、病院などで透析を受けるようになるので、日常生活に大きな影響を及ぼします。現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。
上記からわかるように糖尿病はブドウ糖が体内に取り込めない状態で、ブドウ糖が血液中に大量になることで血液がドロドロになり結果、
必要な場所へ正しく血液・エネルギーが届かないことで重症化すると合併症をおこしてしまいます。
症状の、のどの乾き、体重の減少、ふらつき、しびれは血流の障害により起こります(血液がドロドロになるため)。
のどの乾きはおしっこ量が増えることで起こり、これは排泄の機能の中におしっこを再度吸収し
尿量を調整する機能が血液中にブドウ糖が溢れていることが原因でバランス調整が困難となり、ブドウ糖を排泄する!
との目的に排尿量が増えてしまいます。
当然排尿量が増えれば身体を一定に保とうとする機能がある為、脳は水分を要求します。
その結果、ブドウ糖が増える→おしっこで出す→水を飲む→頻尿になる。
のサイクルが発生します。
糖尿病では
定期的な血液検査、体重管理、傷をつくらない、食事料の調整、定期的な運動による予防が必要となり、
血液の流れが悪くなることで様々な病気への原因となります。
早期の発見、対策をこころがけましょう