資格に勝るのは?それは考え方を身に付ける事!役立つ情報提供を目指します

ケアマネジャーが考える事とは?

 
介護の学校にようこそ。
 
 

介護の仕事。皆様お疲れ様です。

 

 

 

自宅での介護や職場での援助にて、利用者さんの能力の向上を実感された事はありますか皆様はいかがでしょう?毎日の生活の中で、自分に自信を持てるような機会はありますか?自信のきっかけはやはり成功例です。褒められる、自身の目標の達成、など成功の実感は人それぞれです。そのように考えた場合、安全だけを優先した援助を継続的に提供する事は、能力向上の機会を阻害する要因になるのかもしれません。

 

 

 

私が担当する2名の排泄援助にて。Aさんは、アルツハイマーの利用者さんです。定時の排泄援助を提供しておりますが拒否があったりお一人で行かれたり様々で、結果失禁の発生が継続しています。Bさんは自身でトイレに行く事が出来るのですが、夜間は転倒の不安が強く援助を提供しております。時々失禁される事はありますが、何らかにより自信をつける事で不安の軽減→単独での排泄が可能になると思われます。

 

 

 

訪問介護とのミーティングを行い2名の対応策を検討しました。結果、Aさんは定時援助にて確実な排泄援助を目指し、失敗しない快適さを実感する事で、失敗時の不快感を嫌な事と認識して頂く事を目標としました。Bさんは不安が課題です。不安の特定と同時に排泄間隔をひろげる事を目標としました。移動の不安は勿論ですが、Bさんはヘルパーさんが来てくれる時はトイレに行かないといけないのでは・・・と思われているようです。排泄間隔をひろげる事で、蓄尿機能を向上させる。

 

 

 

結果、失敗が軽減し成功例とする。検討段階の為に結果は不明ですが、成功例を築く為にはその利用者さんを理解し、予測し実行をする。結果を検証し、原因の特定→対策→検討を繰り返す事が必要かと思います。そのような繰り返しの検討と対策が私達には必要であり、利用者さんの自信になる。

同時に介護する側の自信になるのかもしれません。因みに目標を達成すべきには順序があります。外出や趣味の再開よりも生理的な欲求を達成させましょう。