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ポータブルトイレの選び方

 
 
皆さん、ポータブルトイレを見たことはありますか?
介護の仕事をしている人であれば”当然”との声が聞こえてきそうですが・・・。
では、どのような時にポータブルトイレの提案をするのですか? 
 
 

先ず、ポータブルトイレですが基本的に福祉用具の”貸与”の対象品目ではありません。

排泄関係や入浴関係の品目は基本購入品となります。
介護保険では”特定福祉用具販売”の品目として扱われ、制度を利用することで費用を1割負担すること
で購入することが可能です。(償還払い)→先に料金を払えば支払い分の9割が戻ってくる方式。
 
 
ポータブルトイレは”トイレに行くのが簡単”との理由により利用をするものではありません。
在宅や施設で必要制はことなるでしょう。家族・本人の希望もそれぞれです。
介護の仕事をする人ならば決して安易にポータブルトイレを利用することを提案するのはやめましょう。
 
 

なぜ提案しないのか??

基本私たちはポータブルトイレを利用しません。ですので高齢者だから・・・との理由でポータブルトイレを
利用するのも不自然なのでは・・・との考えをすることが必要です。
あくまで”トイレを利用する”との目的にて、ポータブルトイレ利用すると自分でできるようになる・少し手伝って貰えば利用できるというような、
自分の能力では不十分な部分を補うことを目的としましょう。
 
 
生活の環境により条件はことなりますが、私たち買いt後従事者はプロです。
プロであるならば、あくまで本人が自分で出来る!を目的とした提案をしましょう。
ポータブルトイレのデメリットとしては”排泄物の処理です”。
臭いや羞恥心には十分に配慮しましょう。
 
 

では最後に、ポータブルトイレの選定基準です。

①腰をかけた時に両足の裏が十分に床に着く高さに調整できること。
(安定感が得られ、安定することでいきむことができる)
②背もたれ・肘掛がついている。
③座りやすく・立ちやすい。
(実際に利用してもらいましょう。立ち上がりには足を引くスペースが必要です。踵を引くことは可能な品ですか?)
④座った時に冷たくない工夫がある。
(カバー・暖房機能等・・・)
⑤使用し体重をかけても動かない。
(決して介護側の移動しやすい質量で考えないように・・・。十分な質量がないものは、体重をかけるとうごきますよ!)
 
 
是非とも参考にしてみて下さい。。。