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きっかけの言葉は高齢者から

 
運転免許が長期の停止処分となったのが、恥ずかしながらデイサービス以来介護の仕事を始めるきっかけでした。
 
そこは"有料老人ホーム"介護付き。派遣社員としての雇用だったので、その3カ月で自分に向いている仕事なのか?確認するつもりでした。
 
ある利用者さんが生活をされており、トイレ利用の為にコールボタンを一時間毎に押すのです。
 
その場所にはルールがありました。その利用者さんの隣にはご主人が住んでおり、ご主人が合格</strongをしないとその奥さんの介助をすることは出来なかったのです。</div>
 
ある日、ご主人の目の前で奥さんのトイレ誘導をすることになりました。ベッド→車イス→トイレのお手伝いです。ご主人はその場では何も言われませんでしたが、先輩ヘルパーから合格です。と報告を貰いました。</div>
 
3カ月が経過し、ほぼ介護の仕事を続けケアマネの資格を取ろうと考えており、ケアマネをやるにあたり友人から様々な経験をした方が良い。とのアドバイスを貰っていたので、契約終了後は特別養護老人ホームか訪問入浴の何れかを予定してました。
 
退職する際に、利用者さんに挨拶をする事はあまり良くないこととされていましたが、合格をくれたご主人にだけ報告をすることにしたのです。
 
ご主人は入居はされているも、朝は英字新聞を眺めることから始まるビジネスマンのような方で、施設でも"厳しい人"で通っていました。</div><div>私が退職の報告をすると、3カ月前のトイレ誘導の話になりました。
 
 
一生懸命さが伝わりました。</div><div>あなたならどこに行っても大丈夫。と言ってくれたのです。ご主人は、その施設に入るにあたり色々考えたでしょう。
そして施設で様々なスタッフを見、対応の違いを感じ、
自分でテストを行うようになったのでしょう。
 
そんな色々を考えると、本当に嬉しい言葉を貰えたと今でも感謝してます。
世の中沢の仕事があり、それぞれの喜びや魅力があるのでしょう。介護にはこの世界でしか味わえない喜びがあります。
 
 
その言葉を貰って5年が経過しましたが今でも忘れられないのは、この仕事が自分に合っているのだな。。。と思うのです。