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正しい援助方法を知る

 
 

介護の仕事をする人は、正しい援助方法を身につけましょう。

不適切なケアは事故を誘発する事もありますが、その利用者の能力をも低下させてしまう可能性があります。

介護の世界が初めて・・・との人たちに如何に介助方法が重要であるかをお伝えします。

 

介護の仕事では車の昇降・排泄の援助、入浴援助での浴槽の出入り、ベッドから車いすなど・・・

移動のお手伝いをすることが多く、業務の基本となる仕事です。

高齢者には腰痛や麻痺、認知症や円背、様々な理由で日常生活の動作が困難となっている方も少なくありません。

 

まず大切なポイントはその利用者さんの体の動きや、痛みの発生部位、能力を知ることです。

痛みの発生部分や、発生する動作。 適切に動作を行う実行能力。 麻痺は右?左?

その利用者さんを知らずして援助を提供するのはとても危険です。

 

福祉用具の選定としては、寝返り・起き上がり動作に援助が必要な方?

マットレスが柔らか過ぎないか? ベッド幅は十分にあるか? それが不十分であると自身の能力を利用することは困難です。

 

座位から立ち上がり・立位。

両足を十分に床に付ける為にベッドの高さを調整し、利き腕に手すりを設置しましょう。

立ち上がり時には適度に両足を広げ、十分に引きます。自然と頭が前にでるので「おじぎをするようにたちましょう」

と声を掛けるだけで動作が可能となる方も少なくありません。

 

間違った福祉用具の利用や不適切な援助にてその利用者さんの能力を活用できていないスタッフは多いのが現実です。

ヘルパーや介護福祉士の研修では、挨拶・動作の説明・能力の活用・等の説明はありしたが、

福祉用具の選定・足をひく等の話はなかったような気がします。

 

実際に自分で介護援助を受けてみると、必要な援助が理解できるとおもいますので、

是非ともチャレンジしてみて下さい。