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自信のない人が適した仕事

 

私は今ケアマネジャーをしております。

 

ケアマネジャーになるには介護実務経験5年。筆記試験への合格。資格証の登録。

が必要となります。未経験からの方には少し長い5年間に思えるかと思いますが、

意外とアッという間なんです・・・。

 

私は有料老人ホームでのある経験にて”ケアマネジャー”を目指すことを決断しました。

その仕事は3か月の契約雇用。介護とは関係のない仕事からのカンバック。

有料老人ホームの限られた時間の中で、「この仕事が本当に自分にあっているのか?」を自分に問いかける時間としたのです。

 

優しいスタッフさん。寛大なるホーム長。気さくな食堂スタッフ。意地悪なスタッフ。

楽しい入居者さん。これまで複数の職員を退職に追い込んだ新人泣かせの入居者さん。

手厳しい入居者さん。

ある手厳しい入居者さんの言葉だったのです。

 

 

介護の仕事も魅力???

沢山あるとは思いますが、やはり共通した魅力は

“ありがとう”と、感謝をされる仕事・・・ではないでしょうか。

人から頼りにされたり、喜ばれたり、場合によっては命を助けたり、人の人生を豊かにしたりと色々です。

 

給料?・・・正直少ないです。一般職員の男性であれば自分一人の給料で家族を支えることが厳しいかも?が現状であると思います。

私自身そういった理由から、好待遇を求め様々な職種にチャレンジをしたのですが結局この業界に戻りました。

 

世の中”ありがとう”の言葉は沢山あります。買い物しても、ご飯を食べても、たクシーに乗っても、自動販売機で飲み物を購入しても”ありがとう”はあります。

しかし高齢者から言われる“ありがとう”は私自身にとって特別な言葉でした。

 

その言葉で、それまで転職を繰り返した結果“自分はどこに行くべき人間なのだろう”と自身の持てない日々を送っていましたが、その一言で“ここかもしれない”と思えたのです。

人生には考え方が重要であると思います。その考え方により自信がうまれ、喜びがうまれ、希望がうまれるのかもしれません。

 

しかし生きることは大変です。自分の生き方はこれなんだ!と思う考えはなかなか持てないものです。

今の自分と他人を比較し、確かめながら生きている人も少なくないでしょう。

大げさなようですが、介護で出会う”ありがとう”はきっとそのような人に自信をくれると思います。

更には、経験や知識を得、資格を取得することにより多くの自信を持つでしょう。

 

私は思います。

自信のない人程、介護の世界で大成すべきなのだと。