資格に勝るのは?それは考え方を身に付ける事!役立つ情報提供を目指します

石の上にも。 介護は2年で見えてくる。

 
 
先日メールにて相談を受けました。
「介護の仕事については良いが、続ける自身がない・・」との事。
今回、私の経験で恐縮ですが何故私が介護業界へのチャレンジをすすめるかを説明したいと思います。
 
私は現在ケアマネジャーをしております。介護経験としては7年目を迎えるのですが、ケアマネジャーをして2年経過した今も、良くここまでこられたなと感じております。
現在に至るまで、何度の転職をした事でしょう。
 
1年間に6回の転職をした事もあります。当然人には向き・不向きがあるかと思います。
介護という職業が誰にでもむいている訳ではないでしょう。
しかしあなたは現在の仕事に疑問を感じ、転職を考えているはずです。
 
転職。次の仕事に何を希望されているのでしょうか?
私は誰かより優しいとか、正義感に溢れている、博愛精神も持ち合わせているわけではありません。
自分の価値を実感できる仕事に出会えたと・・・私は考えており、今もそう思っております。
 
私はケアマネを初めて2年経過しましたが、新人ケアマネを迎える事になりました。
そう、指導をする立場になりました。
 
介護の業界は2年で転機がくると私は思っております。
例えばあなたが介護の仕事を始めたとしましょう。最初の数ヶ月は覚える事で必死のはずですが、
半年も経過した頃から少し余裕を感じる事ができるようになるでしょう。
 
1年を迎える頃から新人教育の場面を任されたりするようになり、人に教える事であなた自身が知識の必要性を実感したり、先輩としてあるべき姿を感じるようになるでしょう。
2年を迎える頃には会社はあなたに期待をするようになり、”この人材は大切”と判断し、役職を与えるはずです。それをきっかけとしあなたは”資格取得”を意識するようになり、
介護福祉士を取得する事を目指すでしょう。
 
何が言いたいか?
介護の業界は最初の1年が経過すれば、かならずやあなたの心の方向性がきまります。
そして2年もすれば必ずやチャンス(出世)があります。
世の中には”石の上にも3年”との言葉があります。
技術習得は意外と容易ですが、考え方を学ぶ事には沢山の時間と沢山の経験が必要です。
技術をどのように使い分けるかには、絶対的に考え方が必要となります。
 
この重要な考え方をある程度学ぶに、新人への教育を体験する事が大切です。
今は分からない事ばかりで辛い時間であるとおもいますが、半年頑張りましょう。
そしてもう半年頑張ることが出来、1年を迎える事ができればそこで自問自答してみて下さい。
 
そこであなたの中に介護の仕事に対し目標が持てなければ、もしかしたらこの仕事はあなたにむいていないかもしれません。
しかし、目指したい何かが見つかったならばもうあなたはチャンスを半分モノにしています。
そしてそのようなあなたに周りや上司は気づいています。
 
頑張りましょう。