資格に勝るのは?それは考え方を身に付ける事!役立つ情報提供を目指します
訪問入浴サービス
訪問入浴サービスを紹介します。
実はわたくしも3年程度従事しておりましたが、本当に喜ばれる仕事です。
そして介護サービスでは資格を所持していなくても開始することが大きな特徴でしょう。
訪問入浴は在宅サービスの1つであり、3人(介護職員2名・看護師1名)で1日6件~9件各家を訪問しサービスを提供します。
①ケアプランに定められた曜日・時間に訪問。
②介護職員により浴槽の設置+看護師によるバイタルチェック(血圧・脈・呼吸数・酸素濃度・体温・・・)
③入浴サービス
④介護職員による撤収作業+看護師による着衣・簡単な医療行為+バイタル確認。
①~④で1軒終了です。(所要時間が45分前後)
入浴サービスは訪問介護サービスや訪問看護でも提供しますが、訪問入浴サービスの大きな特徴は
簡易浴槽をお部屋に持ち込みその中で入浴をします。(自宅のお風呂は使わない)
同様に入浴サービスを提供する訪問介護や訪問看護では、自宅のお風呂を活用しサービスを提供します。
訪問入浴サービスを利用する人は様々ですが、介護サービスで”入浴”を考えた場合の順番として、
①手すりや椅子を用いた環境の改善→②訪問介護による転倒防止、洗体の補助を考えます。
訪問入浴を利用する状態とは、①②の方法では対応が難しい・安全を確保できないという状態を言えるでしょう。骨折直後や自力で歩けない方、重度の麻痺や拘縮、進行性疾患・胃瘻・IVHなど。
要介護3~要介護5の利用者が多く、安全にサービス提供をするためにも、提供する側は医療的な知識も必要とします。
最後に・・・。
訪問入浴(私も3年程度の経験があります)サービスは、重度の障害を抱えている利用者が多い事から
本当に沢山のありがとうに出会えるサービスだと思います。
このような身体になりもう風呂は諦めていた・・・。との利用者も多く、数年振りにお風呂に入ったとの方も珍しくありませんでした。心のこもった”ありがとう”涙まじりの”ありがとう”との感謝の言葉を何度も頂きました。
夏は暑い・冬は寒い仕事で、物品を運ぶ等の体力も必要です。
在宅サービス・介護サービスは沢山ありますが、その中でも1番?2番?位にとても喜ばれるサービスであります。
是非とも・是非とも検討してみて下さい。